金の成る木大学附属高校の設定資料集です

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比勒陀利亞(ひろだりあ)
私立金の成る木学園高校の2年生。流鏑馬部の部員。

経歴

20XX年12月5日に日系米人の父と日本人の母との間に生まれる。出身地は宮崎県宮崎市。出生により日本国籍を得、また父から米国籍を継承する。出生後数ヶ月で父の故郷ハワイ島ヒロに移るも、4歳の時に母に引かれ日本に帰国(父母はその後離婚)。以後実家に戻り、農家の子供として暮らす。父とは連絡を取り合い、群馬に移るまでに数度ヒロを訪問している。地元の公立小中学校に進学するが、中学が荒れに荒れており失望し、群馬県の金の成る木高校への進学を決める。進学後は三崎口などと知り合い、1年の10月に編入で途中参加した久里浜などと交友関係を構築する。

人物

内気なところも見られるが決して対人関係が苦手な訳ではなく、まともだと感じた人間とは分け隔てなく接することができる。
アメリカにルーツを持ち、米文化を愛する。また父親の家系はその苗字からわかるように(知念)琉球にルーツを持ち、琉球圏の文化にも一定の関心がある。だが地元宮崎に一番強い愛を抱いており、もはや執着といっても差し支えないが、本人は地元をこよなく「愛して」いる。
部活動は流鏑馬部。乗馬部と悩んだが、馬に乗れて弓も引けるからとこちらを選んだ。乗馬部との練習との兼ね合いで隔日練習になることを悩み、原付流鏑馬を考案。生徒会に提案するが振るわず、長引く交渉に痺れを切らし校庭で実践したところ、懲罰送りにされる。弓はそこそこのようで、元から弓道をやっていたのもあり部内でもまあまあの腕前。
趣味は読書。久里浜と度々書店に赴き、岩波文庫を買い漁っている。積読ばかりしていると自虐するものの同じクラスの生徒からすると読んでいる量は比較的多め。主に歴史学に関する書籍を好んで読み、自宅に大型の書架を有する。
成績は中の下、といっても理系科目が足を引っ張っているからで、世界史などの文系科目ではある程度の成績を維持している。世界史が自他ともに認める得意科目で、テストでは90点台の常連。将来は史学科への進学を希望している。
英語は満足に話すことができる。4歳の頃まで父親と暮らしていたことからそれなりの日常英語は身についており、学習を続け英語力の維持に成功した。父親の影響もありコテコテのアメリカ英語を話す。そのほか興味のある歴史分野からフランス語・ドイツ語の勉強にも着手しており、英語との共通点を活かしながら着々と上達に向かっている。
酒は嗜まない、と本人は自称しているが、週に一回は晩酌をするなど愛酒家。特に黒霧島を好み、芋焼酎をこよなく愛する。アルコールにはそこそこ強く、九州人の血と本人は勝ち誇っている。久里浜の家でのお泊まり会でも晩酌用にたびたび持ち込んでおり、同じ大麦の酒ということで、久里浜に「ひむかのくろうま」を勧めたこともある。
タバコは付き合いで時々吸う。アメリカン・スピリットを自身のルーツから愛喫しており、久里浜とのティータイムでは吸っている姿がたびたび見られる。時たま気分が乗れば葉巻も吸い、特にキューバ産のシガリロを好む。
原付と小型特殊の免許を有する。前者は地元での移動に、後者は実家の農作業の手伝いのために取得した。だが原付で高校に通学するほか学校内の整備の手伝いで草刈機などを運転することもあり、こちらでも役に立っているよう。ちなみに原付は流鏑馬の件でしばらく没収となったため、急遽中古のトラクターを取り寄せて通学に使用している。
特技は弓を引くこと。弓道に限って言えば伎倆はかなりのもので、あの久里浜に対しても時たま弓を教えることがある。そのほかの意外な特技として友人から挙げられるのが耳かき。久里浜も「非常に上手い」と評価する。
真言宗の仏教徒で、不動尊を信仰する。家族の影響から特に深く帰依しており、地元では毎月寺に参るほど。とは言うもののキリスト教由来のクリスマスなども普通に祝ううえ、他宗教への抵抗はない。たまに久里浜に付き合い日曜日のミサに参加している。

交友関係

久里浜と特に仲が良い。よく彼女と行動を共にしており、愛煙家仲間であるほか、土地に詳しくない者(久里浜も県外からの生徒)同士で飲食店の開拓にも2人で精を出している。誕生日も一日違いで星座も同じである。また同じ米国籍者としての縁もあり、そのうちの米旅行を構想している模様。久里浜のティータイムにたびたび参加しており、マスターの茶菓子やコーヒーを楽しんでいる。久里浜の家にたびたび女子会と称しお泊まり会をしに押しかけているが、これが原因となって久里浜の裏の顔を知ることとなった(一歩間違えれば口封じされかねなかったこの件について「人の秘密には秘密にされているなりの理由がある」と述懐している)。久里浜がこの学園都市に来た理由について疑問に思っており、探りを入れるものの毎度躱されている。あまり周りに聞かれたくない内容の話は英語かフランス語かで話すが、前者は発音の違いが甚だしく時たま躓くため、大抵は後者で会話している。比勒陀はMI-GOと遭遇した際に研究室に置いてあった拳銃や手榴弾の出処について久里浜ではないかと疑っているが、久里浜は何も知らないとしている。
三崎口とも特に仲が良い。トレジャーハント部の発掘には時たま手伝いに行く(三崎口の友人でも珍しく小型特殊免許を持っているため)こともある。三崎口が久里浜の裏の顔や会計の裏事情について知らないことを把握しており、できるだけ関係する噂話などを会話に出さないようにしている。比勒陀のタバコ・酒については久里浜と同様止めさせるのを諦めている。
他人の目には意外に映っているが、3年の田中叡子と仲が良い。アーマードバトル部に所属する田中が、たまたま比勒陀の訪問していた乗馬部の馬房に馬を借りに来たのが知り合ったきっかけ。義経四天王を祖先に持つ比勒陀にとって鎧を着て(例えそれが西洋のものであろうが)正々堂々戦う姿は日本の古来の武士と重なって見え、時たまアーマードバトル部に顔を出すようになる。現在は練習に参加することこそないもののたびたび見学しており、試合後には差し入れを欠かしていない。
新庄とはそれなりに面識があり、久里浜の裏の顔を知るもの同士としての関係を有する。比勒陀は新庄の久里浜への好意には気付いており、陰ながらではあるが応援している。

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